
・ギガライト契約しているけど料金が高かったり安かったりするわ・・・
・子供のスマホの使いすぎを防ぎたいわ・・・
今回はこういった疑問を解決します。
✓記事の信頼性
この記事を書いている私はドコモショップでの勤務経験があるため、ドコモのサービスへの理解度が非常に高く、どこよりも分かりやすい解説ができます。
また1ユーザーとしてもドコモを10年以上使い、日々様々なサービスを体験しているため
ユーザー目線で分かりやすい説明をすることができます。
✓読者さんへの前置きメッセージ
本記事では8/27に発表されたギガプラン上限設定オプションについて解説します。
基本的な内容はもちろん、具体的な設定方法まで解説していきます。
それでは早速見ていきましょう!
ギガプラン上限設定オプションとは?


ギガプラン上限設定オプションっていったいどんなサービスなの?
名前のせいで少し難しそうに聞こえますが、このサービス一言で説明するとこんな感じです。
自分で設定したデータ量に到達した場合、自動で低速モードに切り替えることができる完全無料のサービスのこと
こう言いかえると理解しやすいですよね。

なるほど!
あらかじめ設定したデータ量を超えると通信が遅くなるってことね!
このオプションサービスを利用できる人は
「5Gギガライト」もしくは「ギガライト2」
上記のいずれかを契約中の方が対象となります。

そもそもギガライト以外には意味のないサービスなので、ahamoやギガプラン、昔のシェアパックなどを契約している人は対象外のサービスになります。
簡単な概要を理解できたところで次に、ギガプラン上限設定オプションの特徴について抑えていきましょう!
ギガプラン上限設定オプションの特徴

上で説明した通りこのオプションを設定することで、自分で設定したデータ通信量までに制限することができます。

データ通信量はどういう単位で設定できるの?
このオプションでは「1GBまで」「3GBまで」「5GBまで」の3つの単位で設定することができます。

もう少し細かく設定したいんだけど、どうしてこの3つだけなの?
これら3つの単位になっている理由は、ギガライトの料金体系に理由があります。
ギガライトは下のようにひと月の間に使ったデータ量に応じて料金が変わる仕組みになっています。
ギガライト | 1GBまで | 3GBまで | 5GBまで | 7GBまで |
月額料金* | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
先ほどご紹介した3つの単位は、月額料金が変わる節目で設定されているわけです。

ギガライトの料金体系に合わせた単位で設定できるようになっているのね!
いまでこそ3つの単位で設定ができるこのオプションですが、
実は2021年3月1日にリリースされたときは「1GB」という1つの単位でしか設定できず使い勝手は正直イマイチでした。。。
ただ2021年8月30日から機能が拡充され、設定できるデータ使用量ご紹介した3つに広がりました。

これは非常にいい改善ですね
ここまで特徴について解説してきましたが、このサービスを使うとどんなメリットがあるのか?
次にこの点を解説していきます。
ギガプラン上限設定オプションのメリット


低速モードにすると何がいいの??
回線が遅くなるんだから使いづらくない?
こういった疑問がでてくるのではないでしょうか?
このオプションサービスですが利用することで大きく2つのメリットを受けることができます。
①正確に月額料金をコントロールできる
②データ使用量を制限できる
それぞれ具体的に見ていきましょう。
正確に月額料金をコントロールできる

・毎月だいたい同じように使ってるけど、月によって料金が違う・・・
・3GBまで収めるつもりが、少しだけ超えてしまった・・・
ギガライトをお使いの方にはあるあるの悩みではないでしょうか?
ギガライトはご説明した通り、データ使用量によって段階的に料金が上がっていく仕組みになっています。
そのため使い方によっては毎月の料金が大きく変動してしまう可能性があります。
例えば、毎月2GBから4GB使う人の場合を考えてみましょう。
1月のデータ使用量が2GBの場合⇒4,565円の請求
2月のデータ使用量が4GBの場合⇒5,665円の請求
このように月によって料金に約1,000円以上もの差が出てきます。

料金が安定しないのは正直気になるわ・・・
また本当は毎月3GBまでで抑えるつもりなのに、いつのまにか3GBをほんの少し超えてしまい、1,000円も多く支払うことになるひともたくさんいるのではないでしょうか?

ほんのちょっとしか超えてないのに多めに払うの本当にイヤだわ
上限設定オプションを利用すれば、こういったことが発生しなくなり月額料金を完璧にコントロールすることができるようになるんですよ。
データ使用量を制限できる
ご紹介した通り料金的なメリットもありますが、それとは別にデータ量を制限できるメリットもあります。

データ量を制限するとどんなメリットがあるの?
一言で言うとデータ量を制限することで、「スマホの使いすぎを防ぐこと」ができます。
例えば

子供にスマホをたくさん使わせたくない。。。
こういう心配がある人にはオススメです。
塾に通わせたりするために子供にスマホを持たせたけれど、スマホのせいで勉強に支障が出るのを防ぐこともできるわけですね。
設定方法について


さっそく設定したいんだけどどうしたらいいの?
実際に設定する方法について解説します。
やり方は下の3つです。
①My docomo アプリ(ドコモオンライン手続き)
②インフォメーションセンター(151)
③ドコモショップ
My docomoアプリ
1つ目は「My docomo」アプリから申し込む方法です。
アプリの良い点はいつでもどこでも好きなタイミングで申込ができる点です。

やり方は次の画像を参考にしてみてください
アプリを開いたら下の画像の手順に沿って申込を完了してください。


ご覧の通りとても簡単に申し込めるので、個人的にはMy docomoアプリでやってしまうのがオススメです。
インフォメーションセンター
2つ目はドコモインフォメーションセンターでの手続きです。

いわゆるコールセンターですね
お手持ちのドコモのスマホから「151」と入力して電話するだけです。
時間帯によっては繋がるまでに時間がかかるかもしれませんが、
通話料無料なので電話一本で済ませたいという人にはオススメです。
受付時間は午前9時〜午後8時の年中無休でやっているので、仕事終わりでもかけられそうですね。
ドコモショップ
3つ目は言わずと知れた安心のドコモショップでの手続きですね。
ドコモショップで手続きをお願いすればやってもらえるので、自分では難しい人や相談しながらしたいという人にはオススメです。
ただ1つ注意なのは、現在ドコモショップは予約制となっているため
もしドコモショップを利用しようと思っているひとは事前に電話かネットで予約する必要があります。
オプションを使う際の注意点


上限設定オプションを使うのに注意しておいたほうがいいことって何?
ギガプラン上限設定オプションは上手く使うことができればメリットが大きいサービスですが、
利用時には2つの注意点があるのでご紹介します。
①旧ギガライトプランは対象外
②申込直後から設定は反映されない
旧ギガライトプランは対象外
このサービスは、「5Gギガライト」もしくは「ギガライト2」を契約している方が対象となります。

「ギガライト」を契約していれば大丈夫なんじゃないの?
実は「ギガライト」は発表されてから一度改良されており、2019年10月1日に月額料金がお得かつ解約金が安くなった「ギガライト2」が発表されています。
つまり 2019年10月1日よりも前に「ギガライト」を契約して、そのままの方は今回のサービスの対象外となっています。
「ギガライト」から「ギガライト2」への変更は全くデメリットが無いため、この機会に変更をしておくことをオススメします。
申込直後から設定は反映されない
上限設定オプションは申込した月の途中から適用されないようになっています。

いつから適用になるの?
適用は、申込をした月の翌月からとなっています。

例えば、9月中に申込をすると10月からの適用になるという感じです。
もし今月だけ設定した以上データ量を使いたい場合は、いったんギガプラン上限設定オプションをオフにする必要があります。
オフにすると通常の「ギガライト」の仕様に戻るため、最大7GBまで利用できるようになります。
また少し面倒ですが翌月またデータ量を設定したい場合は、再度前月中に「ギガプラン上限設定オプション」を申し込む必要があるのでその点は注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は新しく改良された「ギガプラン上限設定オプション」について解説させていただきました。
月々の料金を安定させたい方や、子供のスマホの使いすぎを防ぎたい方には特にオススメのサービスとなっています。
最後になりますがドコモではギガライト以外にもお得なプランとして「ahamo」も提供されています。
特に毎月3GB以上使う場合は、ギガライトよりもahamoのほうが月額費用が確実に安いので、
これを機にプランの変更も検討してみてくださいね。

通信費は早く見直せば見直すほど大きな節約になります。
<ahamoの詳細は下記へ>
コメント