
就職活動、何から手を付けていいかわからない・・・

どういう順番で、どうやるのが正解なの?
この記事ではそんな疑問にお答えします!
✔本記事の内容
・就活の正しい手順
・具体的な取り組み方
・注意点
・まとめ
私自身もこれを読んでいる皆さんのように学生時代に就職活動をしていましたが、
最終的に13社から内定をいただくことができました!
実際にいただいた企業様を参考に書いておきますね。
(キーエンス、日本生命、旭化成ホームズ、NTT西日本、楽天、第一生命などなどです)
自身の就職活動については、もちろん初めから順風満帆というわけではなかったですが、
自分なりにトライ&エラーをした結果、こうすればよかったなという手順や方法が見えてきたのでご紹介いたします。

ひとりでも多くの就活生の参考になれば嬉しいです。
では早速行きましょう!
就活の正しい手順
まず結論からとなりますが、就活の正しい手順は下記の通りです。
①自己分析
②業界・企業研究
③ESの作成
④テスト対策
⑤面接対策
①から順に⑤までを行っていけば無駄なく進めることができます。
なぜこの順番なのか?について解説します。
上記手順の理由
まず「①自己分析」を行う理由は、「自分のことについて正しく理解するため」です。
自分がどういう人間で何を大事にしてきたのか。何が好きで何が嫌いなのか。
まずはここを知ることが大切です。
このことを知らずに就活を始めると、どういう軸で企業を選んで良いかもわからないため、
業界・企業研究をしても無駄な時間が多くなります。
まずは「己を知ること」これが先決です。

たしかに自分を知らずには何も始まらないね。
自己分析が終わったら次に「②業界・企業研究」です。
すでに自己分析は終えているので「自分の興味や関心、大切にしたいこと」が明確になっています。
例えば、モノづくりをしたい想いが強いのであればITや金融業界は候補から外れ、
食品メーカーや住宅メーカー、デベロッパーなど新しいモノを作る業界に特化して研究を進めることができます。

業界を軸にではなく自分中心に業界を選びましょう!
業界・企業研究を終え、自分の行きたい業界が見えてきたらここで初めて「③ESの作成」に取り掛かりましょう。
ES作成時によく困るのは志望動機です。
ただ手順通り①と②を終えていれば、この志望動機は「自分の軸」と「企業の特徴」を照らし合わせれば簡単に書くことができます!
もしも①と②をすっ飛ばして「とにかくESを書こう」と思っても、
業界・企業のことどころか自分のこと知らなければ絶対に書くことはできません。

自分の関心と企業の強みを結び付ければいいわけね
ESの作成が完了したら次にやることは「④テスト対策」です。
ESの提出と同時とほぼ同じタイミングでWebテストやテストセンターを受験する必要が出てきます。
残酷ですがこのテストの点数次第ではESも見られずに「お祈り」となることがありますので、
なるべくはやいタイミングで①~③を完了してとにかく勉強することをオススメします。

オススメの教材は後ほど紹介します!
テスト対策が完了したら最後に「⑤面接対策」です。
言わずもがなですが最終的に必ず突破しなければならないのが面接です。
ただここまで順を追って就活を進めてきたのであれば、
たとえどんな質問をされても跳ね返せる力がついているので安心してください。
ここまで就活の手順について解説しました。
具体的な取り組み方
ではそれぞれ①~⑤の段階を具体的にどう行えばいいのかについて解説します。
自己紹介
自己分析は以下の3つのことを実践してください!
①自分について思いつく単語を書き出す
②その単語を掘り下げる
③他己分析してもらう
簡単に説明します。
まずこれまで自分が見て、聞いて、体験してきたことやものについて紙に書き出してください。
もうこれ以上出ないというところまで書き出したら、
その単語が出てきたのはなぜか?という掘り下げを行ってください。

この掘り下げは最低でも3回は行ってくださいね。
深く掘り下げるほど自己分析の精度が高まります。
また自分でやる自己分析とは別に友達や家族などに
自分はどういう人間かを聞く「他己分析」も行ってください。
この「他己分析」は「自己分析」の結果の答え合わせや足りない要素を補填することができます。
とても簡単に説明しましたが、詳細な方法については下記記事をご覧ください。
【業界・企業研究】
業界・企業研究は以下の3つのことを実践してください。
①自分の軸に合った業界に絞る
②業界の中からより自分に合った企業を選定する
③選定企業の説明会やOBOG訪問に参加し理解を深める
自己分析で分かった、自分の軸と合っている業界をまずは選定してください。

なんとなく聞いたことある企業は受けておこう・・・
こういう風に企業から入るのはNGです。
業界をいくつか絞り終えたらそこで初めて企業選定に移ってください。
業界は同じといえど、やはり企業によって社風や事業、目指していることはバラバラです。
より自分が行きたい!と思える企業を選び志望順位をつけておきましょう。

参考までに私が業界・企業研究の際に使った書籍を2冊ご紹介します
有名どころなので目新しさはないですが、
これらの本だけで業界研究と企業研究のどちらも完遂できます。
【業界研究用】
【企業研究用】
また志望順位までつけ終えたら、優先度の高いところから順に会社説明会やOBOG訪問を行うことをオススメします。
そこではHPや資料ではわからない社員の雰囲気や社風がリアルに感じられるので、
本当に自分が行きたいところなのかという確認をしつつ、より理解を深めることもできます。
OBOG訪問のやり方については下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
【ESの作成】
ES作成は以下の2つのことを実践してください。
①企業ごとの志望動機を固めること
②ガクチカや自己PRなどのよくある質問への準備
ESでは「志望動機」に加えて「学生時代力を入れたこと」や「自己PR」などのよくある質問が用意されています。
当たり前のことですが、「志望動機」は受ける企業によって大なり小なり変える必要があるので、
それぞれに企業研究をしたうえで「志望動機」を準備しましょう。
一方でよくある質問はどのESに対しても全く同じ内容で構いません。
なのでよくある質問への回答は早めに準備を終わらせ、
志望動機を作る時間を確保することが大切です。
詳しいESの作成方法は下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
【テスト対策】
テスト対策は以下の2つのことを実践してください。
①Webテストの勉強と仲間の確保
②テストセンターの勉強
まずWebテストとテストセンターの違いについて簡単に解説します。
察しのよい方であればお気づきかもしれませんが、
この2つの決定的な違いは1人で受けなければならないかどうかです。
Webテストは良い悪いは別として、1人で受けようが100人で受けようが企業側にはわかりません。

多くの就活生は複数名で問題の回答に当たっています。
もちろん解答が出せない人が大勢集まっても意味が無いので
それぞれが勉強をしておく必要がありますのでその点はご注意ください。
またWebテストとテストセンターの内容は似ているようで異なる部分が多いです。
そのためそれぞれの対策が必須となります。

誰かに頼れば大丈夫・・・
そんなことはないのでしっかり勉強しておきましょう。。。ここは頑張りどころです。

参考までに私が各テストの対策に使った書籍をご紹介します!
こちらも有名どころなのでご存じの方もいるかもしれませんが、
それぞれ1冊は必ず持っておいたほうがいいです。
内定取れるかどうかに関わるのでケチるところではないですよ!
【Webテスト対策本】
【テストセンター対策本】
参考書は何冊も買う必要は全くありません!
同じ本を繰り返し解いて分かるようになれば十分ですよ。
【面接対策】
面接対策は以下の2つのことを実践してください。
①自分の発言には必ず裏付けを行う
②実績ではなく行動と学びをアピールする
就活の面接では「志望動機」や「ガクチカ」などESに書くようなことはもちろんですが、
それ以外にも突飛な質問をされることがあります。
どんな質問にも共通することですが回答内容にあなたの経験による裏付けを添えてください。

面接官に与える印象が全く違ってきます!
綺麗な言葉で回答するよりも、たとえ綺麗ではなくても「こういう経験をしてきたからこう思うんです。」と言えるほうがよっぽど説得力が高いです。
面接官もきれいごとを言える人ではなく、
本当のあなたがどんな人なのかを知りたいだけなので素直に答えましょう。
また就活生の中には「◎◎の実績があります」とか「●●を達成してます」など
経歴をやたらと披露する人がいますが、経歴自体に全く意味がありません。
それを成し遂げるまでにあなたが「どんな行動をして、結果どんな学びがあったのか」
これをアピールできないとただの自慢話になります。
実績の高さで勝負するわけではないのでその点は注意してください。
面接で重要な「回答に説得力を持たせる方法」や、「行動と学びの大切さ」については下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
注意点すべき点
ここまで就活の手順について解説してきましたが、1つ注意すべき点をお伝えします。
それは「就活は1人でやらないこと」です。
理由は大きく2つあります。
①間違ったやり方を修正できないから
②精神的に辛いから
就活に絶対の正解はないです。
ただ、明らかに誤ったやり方や改善したほうがいいことはたくさんあります。
自分1人で進めているとこの間違いに気づくことが難しく、気づいたときには手遅れの場合もあります。

なるべく多くの友人や知人、OBOGと関わりながら進めていくほうがベターってことね!
また、就活は長ければ1年ほどかかる長いマラソンです。
これを一人で走り切るのは相当しんどいものがあります。
情報交換しつつも時には愚痴の言い合える仲間がいればだいぶメンタルが楽になりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
少し長くなってしまいましたが、就活の流れと簡単なやり方を紹介させていただきました。
就活生はESや面接に注力しがちですが、それ以外にもやるべきことはたくさんあります。
しっかりと順序立てて準備を行うことで、余裕をもった就活をすることができるので
ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんが行きたいところに行けることを願っています。
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