
OBOG訪問って就活で必ず必要?

何から始めたらいいかもわからないし、実際に訪問した時には何をすればいいの?
今回はこういった疑問にお答えします!
私自身も皆さんのように学生時代に就職活動をしていましたが、
最終的に13社から内定をいただくことができました!
実際にいただいた企業様の一例をご参考に書いておきます。
(キーエンス、日本生命、旭化成ホームズ、NTT西日本、楽天、第一生命、富士通などなどです)
そのうえでOBOG訪問について私なりのやり方やポイントをまとめましたのでぜひご覧ください。
✔本記事の内容
・OBOG訪問は必須か?
・OBOG訪問のやり方
・価値の高い情報を得る方法
・訪問効果をさらに高めるポイント
・まとめ

・会社説明会や座談会は参加したけどOBOG訪問はやってない。
・WEBテスト対策やES、面接対策で忙しくてなかなかできない
様々事情はあると思いますがこれを読めば
OBOG訪問のやり方や大切さが理解できるようになります!
それでは早速行きましょう!
OBOG訪問は必須か?

結論からいうと、第一志望の企業に対しては必須です。
なぜかというと会社説明会やHPからは得られない「価値の高い情報」を手にすることができるからです。

説明会の情報だけで充分じゃない?
そういう方のためになぜ「価値の高い情報」が必要かについて説明します。
価値の高い情報が必要な理由
例えば最終面接で2人の就活生いて、そのうちの1人を採用するとしましょう。
一人は会社説明会やHPに掲載されている情報を使ってしっかりとまとまった話ができている人。
もう一人は上記の情報以外にも、OBOG訪問で得たリアルな情報も入れ込むことで
具体的に入社後に何をしたいかまで明確になっている人。
あなたならどちらを採用するでしょうか?
おそらく後者だと思います。
リアルな情報を使ってアピールできることは面接において内定を勝ち取る武器として非常に強いのです。

それならたくさん訪問しよう!
こういう意識が生まれるのはうれしいですが、
ここで誤解してほしくないのが「訪問そのものに価値はない」ということです。
例えば「何回訪問しました!」という回数稼ぎではなんのアピールにもなりません。
あくまで訪問した際に「どんな情報を得るか」ここに本当の価値があります。
ではこの「価値の高い情報」を得るためにはどうすればいいのか?について次の章で解説します!
OBOG訪問のやり方

まずはOBOG訪問のやり方を簡単に説明します。
方法はとても簡単で2STEPで訪問までの準備は整います。
①OBOGを探す
②メールや電話で連絡する
以上のたった2つです!
それぞれ詳しく解説します!
OBOGを探す
大学生であればほとんどの大学に就活支援課などがあると思うのでまずはそこに行ってみてください。
就職支援課ではこれまで就職したOBOGの名前や連絡先の情報を入手することができるようになっています。

自分の訪問したい企業に就職した先輩を探してみましょう!
メールや電話で連絡する
先輩の情報を入手したらまずはメールで連絡しましょう。
OBOGとは言っても相手は社会人ですので、いきなり電話をかけるよりはメールのほうが喜ばれます。
いざ連絡を取ろうとしたときにありがちなのが、先輩のメールアドレスが変わっていて連絡が付かないことです。
こういった場合には電話をかけて全然問題ないです!
続いて訪問のお願いメールを作るときのポイントを紹介します。
ポイントはメール本文を3部構成にすることです。構成は下記の通りです。
上で紹介した3部構成を守りさえすれば内容が伝わりやすく、長文になることもありません。
イメージしやすくするため具体例を書きます。
株式会社●● 山田太郎様
とつぜんのご連絡失礼いたします。
◎◎大学の就職課より紹介を受けご連絡させていただきました◎◎大学4年のいとっけと申します。
大変多忙な折りに申し訳ございません。
この度ご連絡させていただきましたのは、現在就職活動を行うなかで山田様がお勤めされております●●に対して特に〇〇な点に興味を持ち、ぜひ一度お話を伺いたいと思ったためです。
つきましては、山田様のご都合がよろしければOB訪問をさせていただきたいのですが可能でしょうか?
もし可能であれば本メールまたは下記の電話番号まで一報いただけますと幸いです。
電話番号:090-▲▲▲▲-△△△△
どうぞよろしくお願いいたします。
1つ注意点は、初めのメールでは訪問の可否を伺うに留めることです。
いきなりメールしてこの日空いてますか?はなかなか遠慮のない就活生と思われる恐れがあります。
なので相手が訪問OKだよと言ってくれて初めて日時の都合を聞きましょう!
とても稀なケースですが訪問したい企業に就職した先輩がいない、
または先輩への連絡が全くつかないケースがあります。
この場合は直接企業に連絡を行い、訪問の機会を取りに行きましょう!
人事担当者への連絡が望ましいですが、
HPなどに情報が無い場合は会社の総合窓口に連絡を取れば人事担当者まで取り次いでくれます。

OBOGがいないからといってあきらめる必要はないですよ!
価値の高い情報を得る方法

続いて「価値の高い情報を得る方法」について解説します。
でもその前に「価値の低い情報」の定義について説明します。
例えば、四季報やHPの採用情報などの情報はこれに該当します。
なぜならどんな就活生でもネットを少し開けば手に入れることができる情報ですよね。
会社説明会についても会社の基礎情報を紹介する場なので同様に情報的価値は低くなります。
これらの情報はどんなに多く集めたとしても、ESや面接でほかの就活生に大きな差をつけることはできません。

差をつけるにはいかに「価値の高い情報」を得るかが重要ってことか!
では逆に「価値の高い情報」とは何か?
例えば「社員はなにを働き甲斐に感じているか」、「仕事をするうえで困っていることは何か」などですね。
これらの疑問に対する答えはもちろんどこにも書いていないので、
実際に働いている社員に話を聞いて知るしかないですよね。
就職活動は企業の基礎情報をもと抽象的な話をするよりも、
「実際に働く自分をイメージして具体的にどう働きたいか?」
ここまでを面接官に伝えられるとめちゃくちゃ強いです。

面接官に与える説得力が段違いです
ただイメージするための情報は簡単に手に入るところには落ちておらず、
実際に働いている社員に聞かないと得られない情報なのでOBOG訪問が必要になるわけですね。
訪問時にすべき質問
基本的には自分が働くうえで気になる事、資料には載っていないことを聞ければ十分です。

そうはいっても何を聞いたらいいかわからない
そういう方に向けて私が実際に質問していた内容を3つご紹介します。
なぜ上の3つを質問していたのかについてそれぞれ理由を説明します。
①社内でいま抱えている課題
社員目線の課題を把握することで、自分という人材がこの課題を解決するためにどういう働きができるかをアピールすることができるため。
②社内で今後が注目されている分野
会社が将来的に力を入れる分野について知っていることで、
入社後のキャリアプランを組み立てやすくなり、
自分が会社に長期的目線でどういう貢献をしていくかを面接時に説明しやすくするため。
③どういう人材が会社にほしいか
現場目線が求める人材を把握しておくことで、
面接官に自分が会社にとって必要な人材であることを説明する準備ができるため。
上の3つをみてお気づきの方もいると思いますが、
この質問で得た情報は面接をいかに有利な状況にもっていくかのために活用していました。
「価値のある情報」を上手く活用することができれば「あなたじゃないとダメなんだ」と企業に思わせることができますよ。
訪問効果をさらに高めるポイント

これまで紹介したことを踏まえさらに訪問効果を高めるポイントを紹介します。

余力のある方はぜひ実践することをオススメします!!
ポイントは「様々な部署/部門の人に訪問する」ことです。
具体的にどういうことか説明します。
例えばあなたが営業系にエントリーしているのであれば、営業系の人に話を聞くのはもちろんですが、
技術系などその他の領域で働いている人にも話を聞くということです!
会社は1つの部署で成り立っていることはなく、様々な部署が集合して成り立っています。
そのため1つの部署の意見だけでなくいくつかの部署を訪問することで
多角的にその企業について理解を深めることができます。
またこれを行うことでその企業の新たな課題が見つかったりするので、
そこを気づきとしてアピールすることができれば最高ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
ESや面接対策などに重点を置かれるので、OBOG訪問はなんとなく優先順位が低く設定されていることが多いです。
ただし1度でもOBOG訪問ができればほかの就活生との差を大きく広げることができるので第一志望の企業には必ずやることをオススメします!!
余裕があれば第一志望群は網羅できるといいですね。
みなさんが行きたい会社にいけますように。
それでは。
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